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その1.デジタルデータ納品がもたらす効果とは
業界の方はご存じだと思いますが、建築の設計は仕事が終わったからと言って設計資料をすぐ破棄出来ない事になっています。
しかも自分が経験した設計資料はまさに技術者の財産です。そう簡単に捨てる訳にもいきません。
しかし、毎年確実に増えて行く資料、置く場所に困ったり、必要な資料を探すのに思いのほか時間がかかったり・・・
実は、私自身がこの問題で悩んでいました。私の場合は計算書と構造図が自分の机の周りで山の様に増えていき大変な思いをした経験があります。そして、その問題を解決するために辿り着いた手段が紙文書のデジタル化でした。
「パソコンの中を見れば、設計資料が全てある。」という状況を作り出せば、先ほどの様な問題は無くなります。だからKozoWebでは「デジタルデータ納品」なのです。
例えばデジタルデータなら
- いつでも好きな時に好きなだけ紙に印刷でき、紙は使い終わったら破棄できます。
- 年度・工事名毎に保管しておけば一目で何の資料かわかります。保管の仕方によってはデータ検索も可能です。
- 技術者が資料を探す等の無駄な時間がなくなります。結果、技術者の仕事効率が上がり労働生産性が高まります。
- 紙を保管するスペースが無くなれば、事務所スペースの有効利用ができ狭い事務所でも営業でき、経費削減につながります。
- いつでもメールで瞬時に送る事ができます。郵送などによるタイムラグがないため距離を気にせずに日本全国の方と一緒に仕事をする事ができます。
KozoWebでは、このように、私にも、あなたにもメリットのある、デジタルデータ納品を標準にしています。
構造計算書のデータ形式はPDFファイル、又はDocuworksファイルのいずれかで納品いたします。ほとんど全てのパソコンにおいて高画質の閲覧・印刷をする事が可能です。もちろんスケールのズレもありません。
構造図はJWW・JWC・DWG・MPZ・DXFのいずれかのCADデータに加え、PDFファイルやDocuworksファイルのデータでも納品する事が可能です。あなたの環境に合わせて選択いただけます。
その2.打ち合わせ時間を短縮し、お互いの距離を気にせずに仕事ができる。
従来、構造設計を依頼する場合は、一通りの図面が揃った段階で直接あって打ち合わせをしていました。
場所が近い時は良いですが、少し遠くなると移動時間もかかり、それだけで半日~1日程つぶれる事もあります。
まして、首都圏と地方などで離れて仕事をする場合、よっぽど大きな規模の建物でないかぎり、その都度打ち合わせに行くと、とても採算は合わなくなります。
会って直接説明し、意匠設計者と構造技術者の意思疎通を高めるメリットは確かに重要ですが、特別複雑な建物でない限り、直接会わなければ説明できないと言う事はありません。
当社は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄にも事務所がありますが、距離が離れているからといって意思疎通がしづらいと感じた事はあまりなく、メール・ファックス・電話で全く違和感なく業務を進めてきました。
逆に何度も足を運ばない分時間が短縮でき「仕事の効率がいい」とさえ感じました。そこで、私たちはこれを標準として通常の構造設計業務に取り入れてみてはどうだろうと考えました。
そして、その時間が短縮になった分は構造設計料に反映してあげればいい。これなら逆に喜んでくれる依頼主もいるのではないだろうか?
そして、発注者側も打ち合わせに特別時間を割く必要がなければ、お互いにメリットと感じられと思ったのです。
この様に、今まで何も考えず、あたりまえに行ってきた仕事スタイルを少し工夫することで、設計時間の短縮とお互いの距離を気にせず仕事ができるというメリットを可能にしました。
その3.設計料を定額に出来る建物も定額にしなかっただけ?
構造設計は、その建物の構造、工法、計算手法、建物形状によって、同じ規模の建物でも作業時間が大きく異なります。
でも、構造技術者は、依頼主にそういった事を正確には、今まで説明してきませんでした。設計しやすい建物だからと言って、自分から設計料を値引きするとは、なかなか言いづらい事もあると思います。
今までは「通常の構造計算で解析できる建物」と「特別配慮が必要な複雑な建物」の平均値が設計料として設定されていた傾向があります。
KozoWebでは、特殊構造や複雑な形状の建物は別途見積もりとして、「通常の構造計算で解析できる建物」の設計料金を定額化!それらを中心にサービスを行っています。
つまり「通常の構造計算で解析できる建物」と「複雑な建物」を差別化し「通常の構造計算で解析できる建物」をその技術者の本当の業務量に合わせた設計料に見直しを行いました。
これにより、誰もが同じ、適切な料金で、安心して構造設計を依頼する事が出来るようになりました。
お得意様だからとか、一見のお客だからと言う理由で設計料を調整する様な事はありませんし、絶対に出来ません。なぜなら ⇒KozoWebの料金は全て公開していますから。
その4.設計料の安さではなく、コストパフォーマンスの高い構造設計サービス
我々は「技術者としての時給だけは下げないほうが良い」と考えています。
事務所の維持運営費を極限まで削減しているKozoWebにおいて、仮に技術者の時給まで下げてしまうと一体どうなるでしょうか。私自身以下の3つの事を心配しています。
- 技術力を上げるための「技術者としての自己投資を削る」事につながってしまう
- 実際に設計にかけるべき時間を無理に短縮する事「手抜き」に繋がってしまう
- そもそも技術者のやる気が・・・・
私たちは、色々な講習会・勉強会にも参加したいですし、技術書や計算ソフトも最新の物を購入したいと考えています。それに、最後に手抜きで仕事のつじつまを合わせるシステムでは必ずどこかで破綻しますよね。
ですからKozoWebでは「技術者としての自己投資を削って」「手抜きをして」まで料金を下げる事はできません。
KozoWebは料金の安さを主張したいのではなく、技術者に対する適切な技術料を確保しつつ、無駄を省いた分の人工は適切に料金に反映させる、コストパフォーマンスの高い構造設計サービスを提案したいと考えています。
その5.町医者のように親身になって考えてくれる構造技術者たち。
私は「風邪を引いたかな?」と思った時には、行きつけの医院に行くようにしています。その医院の先生は、この辺りではみんなが知っている、いわゆる「町医者」といった存在です。
私は日常よくある病気なら、下手に大きな病院に行くより、行きつけの医院の方が適切でかつ親身になって治療にあたってくれると感じています。
当たり前かもしれませんが、風邪をひいたからといって、いきなり大きな大学病院に行ったりはしません。
たぶんほとんどの人が、この様な使い分けを無意識に行っています。しかも病院選びに限らず、生活のあらゆる場面で。
では、あなたはその建築物にあった構造設計者を適切に選択して依頼していますか?
実は、構造設計者も普段から数多く構造設計している建物のほうが、短期間で適切に仕事をしやすいものです。
普段から特殊な大規模プロジェクトばかりに関わるような「雲の上の技術者」に、小・中規模の設計を依頼すれば、間違いなく期間も料金も多くかかってしまいます。しかも、不慣れゆえにその建物のレベル合わない不経済な設計となってしまう事も・・・。
私たちは、小~中規模の物件に対して、建築、土木を含めた構造設計・耐震診断を毎年100棟以上に関わってきました。
それらの物件は、けして最先端の構造解析ばかりではなく、ごく一般的な規模・構造の建物が非常に多くありました。
KozoWebの目標は「あなたにとっての町医者的存在」になる事。「雲の上の技術者たち」よりも、適切かつ短期間に適切な料金で、そして町医者のように親身になり、あなたの依頼に対応していく自信と実績があるのです。
その6.サポート体制・特典
建築確認申請対応について KozoWebでは、確認申請がスムーズに終了するよう十分配慮した設計を行っていますが、かりに確認申請での指摘で、別途計算が必要になっても、それらは全てサービスの対象範囲内とし一切の別途請求は行いません。
つまり確認申請の対応は、電話・FAX・メールでの対応となりますが、確認申請が終了するまで責任を持って対応する事をお約束します。
アフターフォローをきちんとしたい
KozoWebで構造設計された建物に対して、設計終了後のアドバイスと現場対応は、現場同行・詳細な施工図チェック等を行わない範囲内で無料で対応いたします。いつでもお問合せを受け付けております。
最新の建築構造情報を無料でご提供いたします。
過去にKozoWebをご利用頂いた方で、ご希望される方には、構造専門家以外の方にこそ役立ててほしい建築構造情報を無料で提供いたします。
特に、構造基準が変わり今まで出来なかった事が出来るようになったり、コストを削減できるような工法が開発された時などはいち早く情報を入手し、ぜひ設計に取り入れてみてください。
構造にかかわる質問にいつでも無料でお答えします。構造計算が必要な質問については、当然別途費用が必要になるのですが、「特に計算は必要ないけど、構造にかかわる事や法令、各種工法、又構造問題解決のヒントをちょっと聞きたいな」と言うことがあると思います。
身近に聞ける人がいる方は良いですが、そうでない方も多いのではないでしょうか?
一度でもKozoWebをご利用頂いた方には、その後無料で建築構造全般に関する質問に私たちがお答えします。
その7.事実を正確に理解してほしいから・・・。
さて、ここまで私は良いことばかり書いてきました。しかし、それだけでは、あなたに誤解をされてしまう可能性があります。
私たちはこのKozoWebに真剣に取り組んでいますから、事実を正確に理解していただくため正直に説明してみます。
残念ながらKozoWebは万能という訳ではありません・・・
- 料金の支払い日(末締め、翌月末日払い)、支払い方法(銀行振込)が正確に決まっている。
- メール等が不慣れな方にとっては、昔ながらのスタイルの方が意思疎通がしやすいと感じられる場合がある。
- 特殊な形状・構造のものは基本的に別途見積もり建物として構造に制限を加えている。
- 必ず申し込み書を記入・提出しなくてはいけない。
実はこのように、あなたにとって面倒な事があるのも事実です。
私たちは、少しでも仕事で関わった人たちが、安心して構造設計の依頼が出来るように。そしてこの厳しい時代をお互いが、好きな建築を生業としていくために、新しい仕事の進め方の「1つの選択肢」としてこのKozoWebを始めました。
つまりKozoWebは、新しい選択肢を用意しただけです。あなたにとって何が最良の選択となるか、あなた自身が選択していただければ良いと思います。
システムとしては悪くない・・・でも本当に信用できるかなぁ?
ここまでKozoWebを紹介してきましたが、どれだけシステムを気に入って頂いたとしてもそれを管理・運営するのは人です。つまり私たちの事が信用できなければ仕事を依頼する気などおきないものです。
ですから、私たちの事を知ってもらうために、出来る限り私たち自身の情報を公開しようと考えました。さくら構造株式会社の企業情報・業務実績は下記からご覧ください